Tシャツの歴史とオリジナルTシャツ作りに大切なこと

定番のTシャツボディー

United Athle(ユナイテッドアスレ)

United Athleは、Tシャツのボディーだけではなく、パーカーやスウェットシャツなども生産している無地衣料品の老舗です。1930年に創業した「キャブ株式会社」は、アメリカ軍の放出品やアメリカ製の衣料品を中心に扱う国内メーカーでした。1960年代以降はミリタリーウェアを中心に生産していましたが、1990年代に入ると、アメリカ製ヘビーウエイトTシャツと同等なクオリティーを持つ製品の開発を開始します。6.2オンスは、現在も定番として多くのオリジナルTシャツのボディーに使用されています。なお、United Athleのボディーは、自衛隊員の下着に採用されています。
 

Printstar(プリントスター)

Printstarは、1981年に創業したTシャツを中心とするブランドです。無地衣料のフィールドでは、United Athleと並び語られる存在です。色やサイズのバリエーションが豊富で、オリジナルTシャツの多くが、このPrintstarのボディーを使用して作られています。Tシャツプリント業界ではベーシックの中のベーシックと言ってもいいボディーでしょう。
 

Gildan(ギルダン)

アメリカから輸入された古着Tシャツのタグをチェックすると、その多くがこのGildanのボディーを使用していることに驚かされます。非常にお手頃価格で、クオリティーも高いことから、
 
オリジナルTシャツと言えばGildan
 
と言ってもいいほど、世界中で使用されています。
 

Anvil(アンヴィル)

Anvilもアメリカ発のTシャツによく使われているボディーです。1899年の創業ですから、既に世紀をまたいで営業していることになります。80年代に一世を風靡したロックTシャツ(ツアーTシャツ)もanvilのボディーを使っているものが多くありました。現在もクオリティーの高いオリジナルTシャツ用ボディーを作り続けています。
 

FRUIT OF THE LOOM(フルーツオブザルーム)

FRUIT OF THE LOOMは、1851年設立の老舗アメリカン衣料品ブランドです。下着を中心に無地Tシャツなどのアパレル製品を生産しています。
 
オリジナルプリントTシャツ用のボディーとして世界的に知られており、その品質と味わいは多くのTシャツファンに愛されています。anvil同様、80年代のロックTの多くが、このFRUIT OF THE LOOMを採用していました。古着屋にあるTシャツの中にも、時々FRUIT OF THE LOOMのボディーを使用しているものを見かけますが、着古した味わいを持ちながらも、ボディーのしっかり感は残しているものが多いように思います。
 

オリジナルTシャツ、ボディーもデザイン、プリント同様大切です

20世紀の初頭に、海軍兵の下着として導入されたものがTシャツの起源です。その後、アメリカでは企業の広告媒体として、Tシャツのプリント市場自体が巨大なものとなり、アメリカという国家にとって欠かせないものとなりました。
 
現在、世界中でオリジナルTシャツ作りが盛んです。デザインやプリントはTシャツの大事な要素ですが、それと同様に大切なのがボディーです。Tシャツは1回着て捨てるものではありません。信頼性の高いボディーを使用することで、オリジナルTシャツはもっと素晴らしいものになります。長く着続けて出る味わいも、オリジナルTシャツの魅力です。